定温倉庫サービス
商材に合わせて温度管理スペースを確保
食品から部品・機械類まで幅広く対応
生鮮食品や加工食品、酒類などを冷凍や冷蔵といった温度帯で管理する。倉庫での定温管理といえば、これまではそうした食品系の商材が対象になっていたケースがほとんどでした。しかし近年は、アパレルや雑貨、機械部品、医薬品など商品以外のアイテムでも定温での対応が求められるようになってきました。
その背景の1つには、夏場の気温上昇があります。倉庫内の温度があまりにも高くなりすぎると、商材の品質が劣化してしまうリスクが生じます。それを回避するため、空調設備を導入し、庫内を常に一定の温度に保つようにしている物流センターも少なくありません。
定温倉庫とは?
温度と湿度の管理が可能な倉庫のことで、温度は主に10℃~20℃程度に保たれています。カビや害虫の発生を抑える効果があり、一定の温度に保たれた状態を必要とする商品の品質を維持することができます。
当社では、このように変化してきた温度管理ニーズにお応えしていくため、空調機能を有する物流拠点を開設しているほか、既存の常温(ドライ)倉庫を一部改修して定温スペースを新たに確保しています。お預かりしている商材の特性や季節性に合わせて、管理する温度帯を変更するなど、柔軟な対応が可能です。
グループ会社のSBSフレックの定温倉庫機能もご利用いただけます。同社は食品物流を専門とする物流会社で、全国各地に冷凍・冷蔵倉庫を展開しています。また、SBSリコーロジスティクスやSBS東芝ロジスティクスでは、温度管理を必要する精密機器や医療機器、医療材料などの取り扱い実績やノウハウが豊富です。SBSグループには、食品から機器まで幅広いアイテムの定温ニーズに対応できる物流インフラが整っています。
定温倉庫に適した商品
チョコレートなどの菓子類 / カカオ / アーモンド・ピーナッツなどのナッツ類 / 小麦粉などの粉物
米、その他穀類・穀物 / 豆類 / 調味料 / 飲料 / ワイン等アルコール / アパレル関連製品
種子や花苗などの植物 / プラスチック原料 / フィルム / 精密機器 / 医療機器
美術品 / 絵画 / 楽器 / ジオラマ模型
定温倉庫内の機能
冷風機
冷風機
目視用温度計
温度・湿度・監視操作盤
温度計
温度変化を防ぐカーテン
定温専用の保管・作業スペースを確保
カーテンで冷気の流出と外気の流入を防ぐ
定温庫内