館内物流
館内物流とは?
館内物流とは、オフィスビルや大型複合施設の設計段階から館内の物流動線の検証や改善提案を行い、竣工後に発生が想定される物流面での不具合を予め解消しておくことで、円滑な施設運営の実現をサポートするサービスです。
大型施設では、荷物や郵便物などを集配するトラックやドライバーが頻発に出入りすることで、施設周辺での交通渋滞、セキュリティー管理レベルの低下、館内での荷捌きスペースやエレベーターでの混雑など、様々な問題が起こり得ます。
以下の動画にて、問題点と館内物流による課題解決についてご説明しておりますのでご覧ください。
動画で見る館内物流
館内物流導入のススメ
大都市圏を中心に次々と稼働するオフィスビルや複合商業施設。数多くのテナント企業や店舗が入居する、こうした施設では、荷物や郵便物などを集配するトラックやドライバーが頻発に出入りすることで生じる、①施設周辺エリアでの交通渋滞、②違法路上駐車、③セキュリティー管理レベルの低下、④荷捌きスペースの確保、⑤エレベーターの混雑化————などが大きな問題となっていました。
館内の物流動線を検証・改善
こうした諸課題を解決するのに有効なのが「館内物流」という仕組みです。
館内物流とは、オフィスビルや大型複合施設の設計段階から館内の物流動線の検証や改善提案を行い、竣工後に発生が想定される物流面での不具合を予め解消しておくことで、円滑な施設運営の実現をサポートするサービスを指します。
館内物流の仕組みをデザイン
SBSロジコムでは、環境にやさしく安全でスムーズな館内物流ソリューションをご用意しております。専門スタッフで構成するチームがお客様とともに、施設としての「館内物流のあるべき姿」のデザインや、テナントや店舗が遵守すべきルールづくり、テナント向け説明会の開催サポートなどに取り組んでいます。
安全でスムーズ、環境にやさしい館内物流を構築
館内物流に想定される問題点
- 各車両に時間指定をして交通渋滞を緩和
- 宅配業者と直納業者を分けて効率的に管理
- 車両の着車時間を事前登録制にし、駐車スペースを効率的に運用
- 許可された納品業者しか入館できないシステムで不法侵入を防ぐ
- 施設の設計段階から参画し、車両台数や物量をシミュレーションして円滑で安全な配送が行える環境を構築
館内物流プロジェクト概要
当社の館内物流部隊には、新橋駅前や中野駅前の再開発プロジェクトをはじめ、数多くの受託実績があります。新規オープン予定の施設のみならず、既存施設における館内物流の導入にも対応が可能です。これまでのプロジェクト事例は以下の各ページでご確認いただけます。
館内物流で掲載された記事一例
館内物流に関する記事が物流ニッポン2018年11月15日付「特集 ベストソリューション」に掲載されました。
館内物流に関する記事が輸送経済新聞社「2016 日本の物流事業」に掲載されました。
館内物流に関する記事が物流weekly2015年6月1日付号に掲載されました。
館内物流に関する記事が週刊ビル経営2013年1月21日付に掲載されました。
館内物流に関する記事がLOGI-BIZ 2011年8月号に掲載されました。
館内物流に関する記事がM Report 2010年8月号に掲載されました。
M Report vol.14 「大規模ビル内の共同集配市場を開拓」(日本語)
2000年の「渋谷マークシティ」の館内物流受託からこの分野に参入。「大崎シンクパーク」他、「参議院の新議員会館」なども手掛けてきた。大規模複合施設では、計画から設計、さらに着工から竣工まで数年を要し、計画及び設計段階から参画して提案を要するため、数年にわたっての営業アプローチとノウハウに基づく提案力が必要となる。床面積当たり発着の宅配個数のデータ、業種別の平均値なども有しているため、宅配便事業者ごとのシェアや、それに基づく集配車両台数の予測も可能。バースの必要条件や荷捌きスペースの広さ、ドアやエレベータの仕様やその利用効率、床面積当たりに必要な館内物流のスタッフ人数などを設計段階から提案できる。
館内物流事例
関連リンク
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