フィリピン物流
現地有力物流会社と合弁会社を設立
マニラ港中心にドレージ輸送を展開
私たちSBSロジコムは、今後の経済成長が見込まれるフィリピンでの物流サービス強化に力を注いでおります。SBSグループのアジア地域統括会社である「SBS Logistics Singapore Pte. Ltd.」が、フィリピンの有力フォワーダー「Sky Freight Forwarders Inc.」を中核とする「De Guzman Group」と合弁で設立した「SBS Logistics Philippines, Inc.」を通じて、2015年よりフィリピン国内を対象にしたドレージ輸送サービスを展開いたしております。
フィリピンでは、内需拡大による消費需要の増加で、輸入コンテナ貨物の取扱量が輸出の3倍に膨れ上がるなど、ドレージ輸送のニーズは旺盛です。ただし、国内の主要な港湾施設では、インフラ整備の遅れや作業ノウハウの欠如などを背景に、スムーズなコンテナ貨物の出し入れが困難な状況にあるというのが実情です。
そこで、当社では、日本国内や、シンガポールなど他のアジア地域で培ったドレージ輸送のノウハウを武器に、お客様にとって使い勝手のいい高品質なサービスをご提供いたしております。現在はマニラ港を中心に同サービスを展開しておりますが、今後は他のフィリピン国内の貿易港での取り扱いも開始する計画です。
また、将来はドレージ輸送のみならず、日本や他のアジア諸国を行き来する国際海上貨物や国際航空貨物を対象にしたフォワーディング業務、物流センターの運営代行といった物流サービスもご用意し、フィリピンで発生する物流業務にワンストップで対応できる体制を構築していきたいと考えております。