物流事例：京都市役所様
数年間にわたる長期プロジェクト
毎週末に庁舎移転作業を実施
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京都市役所様の市庁舎は、歴史的建造物として高い価値があるものの、耐震性など防災面での課題を抱えていたため、再整備が進められることになりました。本庁舎を改修し、北庁舎と西庁舎を建て替え、分庁舎を新築するという大規模プロジェクトです。当社では、このプロジェクトに伴って発生する庁舎間および市職員が分散入居している近隣ビル〜庁舎の移転業務の2019年度分を受託しています。
物量調査や各部署との打ち合わせなど、移転の実行に向けた準備は2018年秋に着手。実際の移転業務は2019年のゴールデンウィークにスタートしました。什器や書類の搬出入といった作業は、金、土、日、祝祭日などに実施。週末や休日を活用したのは、市役所としての通常業務に支障を来さないようにするためです。
移転作業には同年９月末までに延べ約40日を要しました。作業スタッフは延べ約2,500人を投入。移転対象となる職員数は約1,600人で、物量は段ボール6万4,000個分に上りました。机やイスなどの什器類は既存品を転用することになっていたため、それらもすべて新庁舎に搬入しました。近隣ビルからの移転にはトラックを使用しましたが、庁舎間の移転では道路を挟んだ向かいの敷地まで台車を使って搬出入するなどマンパワーを中心とした作業を展開しました。
規模の大きいプロジェクトであるにもかかわらず、計画から実行までの日数を短くすることができたのは、市役所の各部署との事前打ち合わせ（各種調整業務）が円滑に進んだためです。お客様サイドの全面的な協力体制の下、迅速かつ安全な移転作業を実現できました。
京都市役所様の庁舎移転プロジェクトは2024年（令和６年）まで続く予定です。当社では今後も同プロジェクトに対して高品質な施設移転サービスをご提供してまいります。
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