倉庫・物流センター移転
物流施設の統廃合や新設に伴う倉庫移転をサポート
サプライチェーンを止めない迅速な作業実行力

倉庫や物流センターの統廃合や新設時に発生する移転業務。新たな物流体制が順調なスタートを切れるかどうかは、この倉庫移転業務の成否がカギを握っているといっても過言ではありません。物流施設の移転がうまくいかず、「出荷が3日間止まってしまった」「物量の見積もりを誤り、移転コストが計画よりも大きく膨らんだ」といった失敗談をお持ちのお客様も少なくないようです。
企画・計画の立案から実行まで、倉庫移転業務に幅広く対応
「倉庫・物流センター移転」は、従来はお客様サイドで処理されることが多かった拠点間の製品在庫や什器類の移送(搬出入)作業を、当社が代行するサービスです。倉庫移転作業そのものだけではなく、企画から現状分析、計画の立案、各種手配、実行(解体、搬出入、配送、据付・設置など)といった倉庫移転プロジェクト全体の運営をサポートしています。現在、当社の機能は、メーカー様、卸様、小売り様、物流会社様など幅広い業種業態のお客様にご利用いただいています。

規模の大きい物流施設になると、大型トラック数十台~数百台分超の製品在庫が保管されていることもあります。また、ラックやカゴ車、フォークリフトといったマテハン機器も数多く使用しています。移転作業では、これらを迅速かつ安全に新たな施設まで運ぶ必要があります。倉庫移転後すぐに通常の出荷体制に戻すことで、サプライチェーンを止めないようにするためです。
当社サービスは、SBSグループの組織力を活用し作業スタッフや車両を大量に一気に投入することで、少ない日数で作業を完了させられるのが強みの1つです。通常業務に支障を来さないようにするため、休日や夜間での倉庫移転ニーズにも対応しています。
移転先探しやコンペ支援も

旧施設から搬入した製品在庫を新施設の保管スペースのロケーションごとに格納する作業もご支援しています。また、移転に伴い不要となった資材や什器類の廃棄処分も代行できます。
お客様からの依頼を受けて、移転先を探す段階からお手伝いさせていただくこともあります。現状の入出荷量や将来の事業計画などに基づいて、お客様にとって最適な物流施設をご提案しています。倉庫移転業務の委託先を決めるためのコンペもサポートしており、例えばRFP(提案依頼書)作成などへの対応も可能です。
これまで当社自体が幾度となく自社物流施設の移転を経験してきました。そこで培った作業実務やプロジェクト管理のノウハウを、お客様に活用していくことで、低コストでスピーディーな新施設の立ち上げを実現しています。
倉庫・物流センター移転事例
A社様(家電メーカー)
事業拡大に伴い、神奈川県から埼玉県へ拠点を移転。倉庫面積を4,000坪から5,000坪へ拡張し、稼働を止めずに2ヶ月で移転を完了。

出荷能力を約1.3倍に高め、繁忙期の安定稼働を実現。
B社様(アパレル販売)
複数に分散していた物流拠点を、大阪府から兵庫県へ集約。約800坪×3拠点を2,500坪の新センターに統合し、保管効率と人員配置を最適化。

稼働を維持しながら段階的に移転を進め2.5ヶ月で統合を完了。
C社様(日用品・雑貨販売)
新規事業拡大に伴い、千葉県内に4,000坪の物流センターを新設。WMS導入と並行して在庫を段階的に移管し、リスクを最小化。

事前準備を徹底することで、全体を1.5ヶ月で完了し、初期から安定稼働を実現。
D社様(食品・飲料メーカー)
配送ネットワークの効率化を目的に、福岡県から佐賀県へ拠点を移転。

九州自動車道の結節エリアに2,000坪の新拠点を構え、在庫保管と中継機能を一体化。1ヶ月で移転を完了し、輸送リードタイムを短縮。
E社様(機械部品メーカー)
海外輸出業務の拡大に合わせ、愛知県から東京都へ拠点を移転。

1,000坪から1,200坪へ拡張し、輸出梱包および通関関連業務に対応できる新体制を構築。港湾エリアへのアクセス性向上により、輸出リードタイムを短縮。1ヶ月の短期間で移転を完了し、出荷遅延のない体制を確立。
F社様(医療機器販売)
東北エリアでの輸送効率と安定供給を高めるため、宮城県から岩手県へ拠点を再配置。

東北自動車道へのアクセス性を生かし、北東北エリアへの配送リードタイムを短縮。2,300坪から2,500坪への拡張移転を1.5ヶ月で完了し、医療機器特有の精密保管要件に対応した新体制を構築。

商品入りラックをそのままラップで梱包し、新物流センターに搬送。入出荷作業を止めることなく、お客様の期待に添うかたちで倉庫移転を完了。



























