物流事例:大手自動車メーカーU社様
トラックの大型部品を特殊梱包して輸出
木箱、スチールなど様々な梱包形態に対応

SBSロジコムでは大手トラックメーカーのU社様が海外拠点に供給する自動車(トラック)部品の梱包業務を請け負っています。具体的には、段ボールや通い箱には入らないエンジンやヘッドといった大型部品を、輸送中に荷崩れなどが起きないよう木箱やスチールパレット、リターナブルパレット、専用容器などに格納する作業を行っています。
部品の形状や大きさに合わせて合板や木材などを加工しながら、輸出国までの輸送に耐えられる仕様の梱包ケースに仕上げます。特に重量物の梱包作業は経験と技術が求められる"職人仕事"であり、物流会社であれば、どんな会社でも受託できるわけではありません。梱包規格は部品の種類や車種によって大きく異なるため、新車販売やモデルチェンジのたびにU社様と綿密な打ち合わせを実施。輸送中に部品が損傷することのないように両社で梱包方法を絶えず研究・開発し、実践導入しています。
木枠梱包フロー
このコーナーでは、梱包ライン3種類のうち、『大型部品の木枠梱包のフロー』をご覧いただけます。梱包作業のみを請け負っている上尾支店の例を挙げてご紹介致します。

木材・合板で腰下・パネルを作成しています。

下部分には細かい部品を詰めて、空きスペースも有効活用します。

防錆処理を施したシートをかぶせ、クレーンを使って土台に積み付けます。

このあと天板を付けて、木箱の完成です。

梱包を終えると、ここで配送トラックが来るのを待ちます。

エア釘打ち機で、プシュン!プシュン!とリズミカルに木板を打ち付けていきます。