第2回 「中野セントラルパーク 養生」
施設内を綺麗に保つための「養生」
「養生」って何ですか?難しい言葉ですね。
これは「ようじょう」と読みます。建物や設備の工事中や完成後に、キズや汚れがつかないようシートで覆ったりすることです。
場所や保護する部分の材質により保護材やテープの種類を変えたりしています。
養生は建物の保護が大きな目的だけど、実は美観にも気を配っているんですよ。
「養生」の現場は普段なかなか見ることができないので、見応えがあると思いますよ!
どんな保護材があるんですか?
たとえば、床の養生だけでも色々な種類があります。
青ベニは耐久性に優れていて重量品を乗せた台車でも床に傷・跡を残しません。
養生シート、ブルーシート、保護マットは、床の保護や汚れ防止、台車の導線に使用したりするものです。
壁の保護材にも種類があるんですか?
もちろん壁にもいろいろな種類がありますからね。
プラスチック製のプラダンと呼ばれる壁の養生は、ボール紙製の段ボールに比べて、強度と耐久性、耐水性に優れています。
さらにプラダンが倒れないように補強する資材を付けると、より強度が増します。
壁の養生で特に気をつけないといけないのは、作業中に塗装がはげてしまう事故です。
よくあるのが養生資材を養生テープで貼りつけた壁の塗装がはげてしまうことです。
そういった事故を防ぐためにマスキングテープを養生テープの下地にし、壁を守る施工を行なっています。
エレベーターもすごい養生ですね!
エレベーター内部にプラダン・ベニア板、各階のエレベーター枠、エレベータードア、階数表示パネル、
もちろん天井にもしっかりと施工しています。
特に、壁とベニア板の内側に空間を設け、緩衝材を入れてエレベーターの中に2つ壁がある
状態にして、より強度の高い養生にしています。
角にはコーナーパットを付け、搬入搬出によるキズの防止を行なっています。
こんなに頑丈な養生だと、傷がついたりする心配はありませんね!
義満所長
大崎シンクパーク、二子玉川ライズの館内物流立上メンバーで所内一番の熱血漢
マイコさん
営業開発部の華、何でも興味を持つ営業突貫娘
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