物流事例：水戸市役所様
仮庁舎から新庁舎への移転業務を受託
年末年始を活用した迅速な作業を展開
- 関連サービス
水戸市役所様の庁舎建物は2011年３月に発生した東日本大震災で甚大な被害を受けました。その後、市役所の機能は近隣に設けた臨時庁舎などに移されましたが、不便な状況が続いていたため、2013年には「現在地での建替え」を決定。旧庁舎の解体、建設工事などを経て、2019年１月に新庁舎を全面開庁しました（18年11月に１回、同年12月に２回の部分開庁）。それに伴い、当社では水戸市役所様から委託を受けて、仮庁舎〜新庁舎間の移転業務をお手伝いさせていただきました。
周辺に点在していた臨時庁舎から新庁舎への什器類や段ボールなどの搬出入作業は、2018年12月末から翌年の年始にかけて実施しました。いわゆる年末年始休暇中の昼夜に作業を行ったのは、市役所の日常業務に支障を来さないようにするためです。スタッフ延べ1,800人、トラック延べ520台を投入し、６日間で作業を終えました。搬出入した物量は段ボールだけで約3万6,000個に達しました。
水戸市役所様の移転プロジェクトでは、計画をまとめた時期から作業実行日まで時間が経過していたため、什器類などの数量見積もりに誤差が生じていました。そこで当社は当初計画の修正業務にも着手。実際の搬出入量を正確に弾き出すことで、予定していたスケジュール通りに作業を完了できるかどうかの確認や、投入する戦力の調整などを行いました。こうして計画の精度を高めたことによって、最終的には迅速な移転作業を実現することができました。
また、同プロジェクトでは、什器や書類の搬出入のみならず、庁舎移転に伴い不要となった各種廃棄物の集積・回収、廃棄物運搬業者への引き渡しといった業務にも対応しました。
- 関連サービス
