物流事例：建材ストア向け3PL
建材向けＤＣ型・ＴＣ型物流センターを運営
全国60店舗に商品供給する3PL業務を受託
建材ストアＬ社様は、建築業を営む法人や個人事業主を対象にした会員制の建築資材卸売店舗を全国展開されています。私たちSBSロジコムでは2017年8月より、Ｌ社様向けの3PL業務をスタート。建材や工具のサプライヤー（メーカー）から納品される各種製品を、当社の「野田吉春物流センター」で荷受け、検品、在庫管理、店舗別仕分けなどを行った後、各店舗に配送するまでの一連の物流業務を一括で受託しています。
物流センターは、通過型（ＴＣ）と在庫型（ＤＣ）の２つの機能を有しています。ＴＣでは各サプライヤーから寄せられるケース単位やバラ単位の製品を入荷検品した後、店舗別に仕分けして荷揃えを完了。一方、ＤＣでは製品を一時保管した後、注文に応じて店舗に供給していきます。物流センターから全国約60店舗への配送は、チャーター便によるルート配送と路線便を活用しています。
Ｌ社様が店舗で販売する商品は約３万アイテムに上ります。近年の取り扱いアイテム数の増加によって複雑化した物流管理を当社にアウトソーシングすることで、物流コストの削減はもちろんのこと、配送スケジュールの固定化・安定化による店舗荷受け業務の簡素化も実現しております。今後は、ＤＣ機能活用による店舗での欠品防止などに取り組んでいく予定です。
住宅の増改築需要や設備の修繕・リフォーム需要の拡大で、今後、建材や工具の販売市場は成長が見込まれています。これを受けて、Ｌ社様では2020年度をめどに国内160店舗体制の構築を目指しております。当社では、ホームセンター向け3PLなどを通じて長年にわたって蓄積してきた物流管理ノウハウを活かして効率的なサービスを提供し続けていくことで、Ｌ社様のこうした経営計画の実現を物流面からご支援していきたいと考えております。
